サニーライフが安い理由と口コミ

サニーライフ

出典:有料老人ホーム・介護施設はサニーライフ

サニーライフは、株式会社川島コーポレーションが運営し全国各地で展開する有料老人ホームだ。

他施設より費用が安いという評判があるようだが、なぜ安いのだろうか。その理由を探る。

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サニーライフが安い理由

自社で土地を所有していないから安い?

ホームを建てる土地を買わずに借りているので安い、という情報がある。

サニーライフは全施設入居金が無料だという。入居金とは、入居の際前払いで払う費用のことだ。もちろん前払い金でもあるので一部は月額費用その他に充てられるが、数十万から数百万円、上は数千万程度になってしまう場合もあるという。これを最初に一括で収めるのはなかなか大変だろう。

サニーライフでは、家族の負担も考え「可能な限り無理のない料金体系」を設定しているようだ。それを表しているのが入居金無料のシステムで、これができるのは「ホームを建てるための土地を所有せず借りているため、初期費用が安く抑えられるため」という理由のようだ。

土地を買うにはそれなりの金額が必要なため、その料金を一時金として回収しなくてはならない。だが、賃貸契約を結べば一度に大きな金額を必要としないのも納得である。加えて、もともとあった建物をホームに改築して利用しているパターンもあるようだ。更に初期投資を抑えられるということだろう。

消耗品の大量発注でコスト削減

次には、ホームで使う消耗品を大量一括発注することで、コスト削減を可能にしているようだ。

サニーライフは全国展開しているため、入居者数も延べ1万人を超えるという。その入居者が使用するトイレットペーパーや洗剤、食材など、さまざまな消耗品を全施設分、大量一括発注することで仕入れコストを抑えているとのこと。

サニーライフは月額料金も安いという。企業努力で費用を抑え、それを入居者の月額料金に還元しているようだ。利用者やその家族にとっては非常に助かるのではないだろうか。

安定経営による低価格の実現

安定した経営が、低価格を支えているということも言えるだろう。2024年で34周年を迎えるというサニーライフ。入居者は家族などからの紹介が多いといい、どの施設も平均入居率が安定して高い数字を誇る。

経営が安定すれば、むやみに料金を値上げすることもなく、低価格を保つことに繋がるだろう。

サニーライフの口コミ

金額のことをわかりやすく、クリアに教えてくださり、安心できた。他の支店で、個室の空きがあるところを教えて下さって助かった

入居一時金がかからないことはありがたいです。月々の費用も他の施設と比べて低価格だと思いました

初期費用が非常にお安いのが魅力だと思います。退出時に、部屋のクリーニング代が発生するようです。

イベントは月に4~5回あり、参加ごとに費用がかかる。ネット環境はなし

設備は多少の古さが感じましたが、金額的にもやむを得ないと感じました。費用から考えると充分だと思います

入居一時金は無料ですが退去時には清掃費などが12~13万かかるそうです。あとは入居する時に空気清浄器や着替えなどのプラスチックケース、ティッシュやスリッパなどの雑貨費として8万円ほどのパック料金との説明がありましたがこちらでは何も用意しなくても良い事を考えると便利だと思いました

まとめ

サニーライフは、さまざまな企業努力で安さを実現しているといえる。ただ、調べているうちに少し気になる情報も目にした。

「低価格を謳ってはいるが、オプション的にさまざまな有料サービスを勧めてくる」というものだ。サニーライフのホーム内にて、実際より高い価格設定でお菓子の販売をしていることがテレビでも取り上げられ、話題になったようだ。

ただ、これが一概に「悪い」とはいえない。もちろん購入費+手数料となってしまうのは仕方ないことであるし、娯楽の一部として提供し入居者も楽しみなら、それでいいとも感じる。

入居を検討している方は、単に「安い」ということで決めず、さまざまな口コミなどを調べてみるのもいいのではないだろうか。